子供はおやつが大好きだ。
『おやつ』のキーワードで、ほとんどの子供は簡単に釣れてしまう。
私は子供のころに「お腹空いた」と母に言ったら”あたりめ”が出てきた。
「とりあえずしゃぶっとけ!」と言い放つ、いい母親だった。
私も母を見習って、長男にはあたりめを支給する。
甘いおやつよりはいいと思ったのだが…
乳歯は隙間が大きくて歯に挟まる。
フロスや糸ようじなどを使わないと取れないのだ。
歯みがきは毎食後にしたいところだが、朝、夜は最低限しておきたい。
歯に挟まった”あたりめ”も放っておけばどうなるか。
長男が初めて歯医者に行った話をしよう。
歯みがきしていても虫歯になる
もしや、これが虫歯というやつか?
ある晩、長男の歯みがきをしている最中に歯が少し黒くなっているのを見つけた。
まさか・・・虫歯か!?
子供はおやつが大好き。
ご飯を食べずにおやつを食べるくらい、おやつが大好きな生き物である。
おやつを食べ過ぎてご飯を残して母親に怒られる。
これは日本の至る所で定番になっているであろう。
ご飯の定番と言えば、日本では鮭などの焼き魚が多い。
別枠ではネバネバ系も定番である。
どうせなら全て混ぜてご飯にのせてしまうのはどうだろうか。
様々な海鮮類とネバネバ系のオクラや昆布、長芋を混ぜてご飯にのせる。
『海鮮ねばねばぶっかけ爆弾』なら実現できるのだ。
ご飯の上にのせて、卵の黄身をのせれば”海鮮ねばねば丼”の完成である。
そのままおつまみとして食してもいける。
手ごろな量の230g 2パックからが丁度いい。
美味しい定番は見ていてもよだれが止まらない。
しかし、おやつ食べ過ぎで残して怒られるのは涙が出てしまうだろう。
おやつはほどほどしておきたいところだ。
歯みがきは振動が命
歯みがき前、長男には虫歯になったら大変だと何度も言ってきた。
虫歯になりたくないという思いもあり、歯みがきはそれほど嫌がらずに出来ていた。
親としても歯みがきをしっかりやってきたつもりだったが虫歯らしきものが。
なぜだろうか。
きっと、私の手の振動が足りなかったのだ。
悔しい、私のせいで長男が虫歯になってしまうとは。
もっと高速で振動を加えていればこんなことには…
歯みがき、振動と言えばソニッケアーしか思い浮かばない。
音波振動で歯の間の歯垢もしっかりとかき出す威力は本物である。
私も使っているが、歯みがき粉を使わなくても歯がツルツルになる感触。
一度つかったら中毒になってしまう。
実は子供用の『ソニッケアーキッズ』も発売されている。
4歳以上であれば使えるものである。
アプリ連動でキャラクターが歯みがきを指導してくれる。
口コミを見てもアプリ連動の威力は抜群らしく、評価も高い。
今後は我が家でも子供用を買って長男の歯を守ってやらねば。
これを買って、長男の歯みがきライフを充実させるのだ。
初めての歯医者でも緊張しない
待合室で飽きた子供
初めての歯医者。
きっと緊張しているだろう。
いや、そんなことはない。
私の遺伝子を継ぐ者、良くも悪くも我が強く楽観的である。
待合室で飽きた長男は、近くを通る先生や歯科助手に話しかける。
「せんせ~い!」
「なにしてるの~?」
「それ、なにもってるの~?」
「なんだよ、だれもとまってくんねーよ」
とても態度の悪い子供である。
親はどんなしつけをしているんだ。
…私だった、申し訳ない。
と、ともかく、全く緊張していない様子だった。
待合室のアニメに文句を言う子供
子供用の待合室にはアニメが流れていた。
流れていたのはディズニー系のもの。
最初は見ていたが、長男は飽きてきたようだ。
「おれ、こういうのつまんないんだよな~」
「かめんらいだ~とかないのかな~」
(通りがかった先生に)
「せんせ~い!びるどないの~?」
たのむ、頼むからおとなしくしてほしい。
通りがかる先生や歯科助手の方々に話しかけるのをやめてくれ。
周りの親子はこちらを見てクスクス笑っていた。
親としてはなんとなく恥ずかしい。。
初めての治療台へ
初めて見る治療台に興奮
やっと順番が来て呼ばれた。
長男もやっと待合室から出られるので、少し小走りで移動する。
歯医者は隣の席との間に仕切りがあってボックス席になっている。
治療台があり、目の前にはディスプレイ、左側にはうがい用の紙コップや水の出る機器、治療に使う器具が並んでいる。
初めて見る歯医者の治療台や器具に興奮気味である。
「あ、なんか水出てきた!」
「ここにホースあるよ!」
「これ、何に使うの?」
初めて見るものに大興奮で、準備をしている歯科助手に対して話しかける。
話しかけられた歯科助手はやや困り気味。
なんか…申し訳ない。
先生と一緒に写真とレントゲン撮影
準備が終わって少しすると先生が来た。
私から状況などを説明して、先生から写真とレントゲンの撮影をすると言われた。
「しゃしんとるの?せんせいもいっしょにとるの?」
先生ではなく、長男の歯を撮影したいだけなのだ。
記念撮影をするわけではない。
記念撮影と言えば、セルフでも綺麗に撮影したいならオリンパスのTGシリーズをおすすめする。
一眼レフのような本格派ではないものの、広角レンズ搭載で暗いところでも明るく撮影できる。
近くで撮影する『接写』も綺麗だが、さらに接近して撮影できる『顕微鏡モード』を搭載。
レンズに触れるくらい近くてもはっきりくっきり撮れる。
スマホにアプリを入れてWi-Fi接続すれば、遠隔(リモート)操作でスマホ画面をファインダーにして撮影もできてしまうのはありがたい機能。
私も仕事で愛用しており、とても使い勝手よく万能で優秀という印象。
タフ設計で丈夫さも併せ持っている優れたコンパクトデジカメである。
価格は少々高いが、これさえあれば一眼レフのような大型カメラを持ち歩かなくても本格的な写真が撮影できてしまうだろう。
しかし、今は記念撮影ではなくレントゲンと歯の撮影なのだ。
長男は初めてなので分からないのは仕方ない。
先生は一緒に写らないことを説明して、やっと分かってもらえた。
レントゲンと歯の撮影、そして治療へ
レントゲンと歯の撮影
次は初めてのレントゲン撮影。
もう全てが初めて尽くしである。
落ち着きがない長男がレントゲン室でじっと出来るか心配だったが、意外とあっさり撮影できた。
「なんか、ぶい~んって大きいのがまわってたよ」
とても楽しかったようだ。
次は治療台に戻って歯の撮影をする。
口を大きく開ける指示にもしっかりと従って、こちらも簡単に撮影できてしまった。
「つぎは?おくちあ~んするの?」
説明を聞いている私をよそに、とても楽しんでいるようだ。
初めての治療はワクワク
先生の説明を聞いたところ、歯の隙間に虫歯となっている箇所が6箇所もあった。
毎年、歯科検診を受けていたが、歯科検診では見つけにくい場所とのこと。
今回は1箇所を削って埋めて終わりとなると説明を受けた。
いよいよ、長男にとって初めての治療である。
「どうするの?おくちあ~ん?」
会話と表情を見るに、これは完全に楽しんでいる。
ワクワクが止まらない感じになっている。
ワクワクが止まらないと言えば摩訶不思議アドベンチャー。
ドラゴンボール初期に放送されていたときの主題歌である。
私もいつか”かめはめ波”が打てるようになると思っていたが、打てなかった。
今でも”ドドン波”なら打てるようになりそうな気はする。
色んな意味で男のロマンいっぱいのマンガである。
治療中の質問攻め
懐かしい思い出を回想しているうちに、長男の治療は始まった。
口を開けて虫歯を削る。
「つぎは?まだけずるの?」
「うがいするの?」
「またおくちあ~んなの?」
治療中に先生への質問攻撃が止まない。
しかし、先生も慣れているのか丁寧に対応してくれている。
なぜこんなにもお喋りなのか。
きっと親がお喋りな人に違いない。
…
……
………私のことを言われている気しかしない。
先生と楽しくおしゃべりをしながら、気づけば治療は終わっていた。
長男も怖がることなく、終始楽しそうで何より。
いい子にしてたという理由でおみやげがついてきた。
歯医者らしい、キシリトール100%のチョコである。
しかし、いい子の基準とは一体。。
口の中の平和維持活動はまだこれから
無事に治療を終えて一安心。
しかし、まだ5箇所の治療を続けていかねばならない。
この虫歯をいい機会として、歯ブラシをソニッケアーにしようと思う。
そして、長男には虫歯にならないように、何か食べたら歯みがきするように言って聞かせた。
小さいうちから歯みがきの大切さを教えておきたいところ。
これからも口の中の平和維持活動は継続していく。
日々の努力が大切なのだ。
きっと長男も日々の喋る努力をしている結果が発揮できたのだろう。
我が家は今日も平和だ。