今日の午前中のこと。
長男の通う予定の小学校(コロナの影響でまだ入学式もできていな
我が家では毎年アサガオを育てていて、アサガオ用の鉢に雑草が生
そういえば、花壇もここ1週間は雨続きで雑草が生えてきている。
・宿題アサガオの準備
・我が家のアサガオの準備、草取り
・花壇の草取り
これを全てやってしまおうとなった。
1.雑草はよく育ち、いっぱい生える
まずは我が家のアサガオ用の鉢の草取りから。
小さい雑草がたくさん生えていたので抜いたら何かの幼虫が出てき
これは何の幼虫だと長男と言いながら草をむしる。
小さい草が密集して生えているので、スコップで上の土ごとポイッと。
次に宿題アサガオの鉢を準備して底砂利と土を入れる。
ツルが巻き付く用の支柱も差し込んでっと。
次に花壇の草取り。
我が家の花壇の芝桜はとっくに終わり、雑草が生えてきている。
草をむしっていると、妻が「オジギソウが芽を出してるからね」と。
昨年、長男と一緒にオジギソウを育てて、その種が落ちて芽が出てきていた。
雑草の間に生えているので、気をつけながらむしっていく。
コツコツやらないといけないので面倒だけど、意外とこういう作業は嫌いじゃない。
2.花壇って…社会の縮図のようだ
花壇の雑草をむしりながら、ふと思った。
「雑草だけど、ちゃんと名前のある植物なんだよな」と。
花壇には邪魔だから雑草としてむしっている。
でも、ちゃんと名前もあって花が咲くものだっていっぱいある。
でも、花壇の主である私は植えている花以外の草花を雑草としてむしっている。
花壇の方針に合わないものは雑草扱いにしている。
これを社会に見立てるとどうだろうか。
今の社会に合わない「雑草」はむしり取られる。
そしてポイッとされてしまう。
それぞれ名前があって、それぞれの事情で生きているだけ。
なのに、社会に合わないと雑草扱いされる。
そう、社会でも企業でも世間の風潮や会社の方針に合わないと雑草として扱われる。
これはまぎれもない事実であり、残酷でもある。
3.生える場所にもよる
社会や企業では風潮や方針に合わないと雑草扱いされる。
でも、山や野原、空き地の場合はどうだろうか?
恐らく、誰も見向きもしないし、自由気ままに育つことができる。
大きくなってしまえば、きっと抜いてしまおうと考える人もほとんどいないだろう。
花壇でも山でも野原でも、生える場所の方針に合っている植物はそのまま育つことができる。
むしろ水や肥料を与えてもらったりなど、育ててもらえたりもする。
そう、生える場所が大切なんだ。
生えていい場所に生えるには誰も何も言わないし、むしろ育ててもらったりする。
でも、植物は自分で場所を選べない。
鳥や虫や風によって着地したところが生える場所になる。
4.人間は生える場所を選べる
人間は生える場所を自分である程度は選ぶことができる。
むしろ、大人になれば自分で場所を選ばなきゃいけない。
自分はどんなタイプでどんな花を咲かせるのか知っておく。
そして、自分が生えてもいい場所を探して育って咲けばいい。
花壇に合っていれば、水や肥料を与えてもらって育ててもらえる。
社内教育や外部講習などという名目で肥料を、手当てや昇給で水を与えてもらえる。
自分にふさわしい花壇を探すのは自分をよく知っていて、花壇の場所と方針もよく知っておく必要がある。
花壇を選び間違えると、花を咲かせるどころか枯れてしまう恐れもあるから。
5.自分はどんな花を咲かせるのか
自分がどんな花を咲かせるのか、知っていれば苦労はしない。
でも、居心地がいいか悪いかくらいは花壇に芽を出してみれば分かる。
居心地の悪い花壇であっても、さっさと成長して樹木になってしまえば抜かれないかも。
簡単に抜かれないくらいまでさっさと育ってしまえばいい。
花は咲かないけど、樹木にまで育てば簡単には抜かれない。
抜かれないけど、周りからは煙たがられたりして居心地が悪い可能性もある。
でも、居心地が悪いなら樹木として違う場所へ移動するのも悪くない。
その樹木を必要としている所なら、むしろ歓迎される。
自分は花を咲かせるタイプなのか、雑草のようにいっぱい生えていくタイプなのか。
はたまた樹木タイプでどんぐりや果実をつけるタイプなのか。
そして成長速度も小さいけどある程度まで育つのが早いタイプか。
大きくなるけど成長速度はゆっくりなタイプなのか。
いろんな組み合わせがあって、自分はどんなタイプなのか。
自分のタイプは今の場所に生えていて居心地はいいのか。
こんな風に考えてみると、草むしりも意外と面白い。
ふと、そんなことを考えてみた。